山岳フォーラム2016 テーマ
山に親しむ、山に挑む
上高地で「山の日」記念全国大会が開催された経緯と実績を踏まえ、この大会を集約する内容と、継承していく取組みに焦点を当てる。「次代を担う子どもたちと共に『山の未来』を創造する第一歩となる機会」を具現化するため、若い世代や子どもたちと共に楽しみ、かつ山や自然の魅力や価値を理解できる企画を充実させる。
「山に挑む」をもう一方のテーマとし、厳冬期の雪山へ、世界の高みへ、嶮しい岩壁へあくなきチャレンジするスポーツとしての登山の魅力についてスポットを当てる。
誰もが可能なわけではないが、過酷な状況に挑戦する姿勢からその情熱の持ち方、強い生命力の源、生きる勇気を学ぶ。
山岳フォーラムとは
2011年に始まり、本年で第6回を迎える山岳フォーラム。
安全登山はもちろん、山からもたらされる様々な恵みを考えるフォーラムとして開催しています。
2016年国民の祝日『山の日(8/11)』施行に伴い、
「山の日」が目指す山のもつ多様な魅力、価値を多くの方に周知していただき理解を深めていく機会とします。
山岳フォーラム 5つの目的
岳都・松本
長野県松本市は、北アルプスと美ヶ原高原の間に広がり、街のどこからでも山々の眺望を楽しむことができるアルプスの街。古くから北アルプスの玄関口として槍、穂高連峰などアルピニスト憧れの山々に挑む人々を迎えてきた「岳都」です。
人々は、山々を源流とする美しい水と豊かな自然環境を利用して田畑を耕し、酒や味噌を作り、山の幸と野菜や果物を頂きながら、日々の営みを育んできました。山の恵みと共に生きる街として、今年も皆様を迎えます。